私たちの取り組みルートストーリー

釧路湿原・阿寒・摩周シーニックバイウェイでは、目標を達成し、テーマを実現するために、次のようなルートストーリーを展開します。

  • Story1あずましい時間

    どこか粗忽な道東気質。理屈をこねず、笑顔でやってのけるのが私たちのいいところ。その裏には、地域へのとびっきりの愛着と、先人から受け継いだ仲間意識が見え隠れ。活動の第一歩は、隣の人と手をつなぐこと。 この小さな連携が、やがてルートを包み込む大きな輪になります。その先にある「美しさ」「魅力」「活力」を具現化し、あづましさを育てていきます。

    活動の様子
  • Story2守るものがここにある

    世界一級の透明度や刻々と変わる湖面の表情が人々を魅了する藍の「摩周湖」 日本一の御神渡りで有名な伝説の湖、エメラルドグリーンの「屈斜路湖」 原生林に抱かれたほとり、マリモの眠る「阿寒湖」 わが国最初のラムサール条約締約湿地である「釧路湿原」 20万匹もの鮭が遡上する清流「標津川」は全国初の自然復元試験地 最後の清流と謳われる西の四万十川、東の「釧路川」はナチュラリストの憧れの的 ルート内に点在する稀少動植物をはじめとした素晴らしい自然の保護と利用をはかり、子供たちにしっかり渡していきます。

    数々の自然
  • Story3いで湯多彩な温泉大地

    阿寒湖温泉
    単純泉・弱塩泉
    摩周温泉
    弱食塩泉・弱アルカリ塩泉 ・塩化物泉
    川湯温泉
    硫黄泉・硫化水素酸性明ばん泉・ナトリウム炭酸水素塩泉
    養老牛温泉
    石膏食塩泉
    中標津温泉
    ナトリウム塩化物泉・含食塩硫黄泉

    多彩な温泉群は、泉質にも富み、癒しと安らぎを与えてくれます。 また、今でも噴煙を噴き上げる「雌阿寒岳」「硫黄山」は自然の厳しさを伝えると共に、多くの外国からのお客様に感動を与えています。 温泉をとりまく自然、環境を大切に守り、個性的な観光空間を形成します。

    温泉を取り巻く環境
  • Story4空と地平線をつなぐ道

    知床に続く山々を背景に、どこまでも続く牧草地 根釧台地に広がる格子状防風林は、宇宙からも確認できる人工自然遺産 北海道人に、真の北海道はこの地にあると言わしめる地域景観は、先人から受け継いだすばらしい宝です。 東に根室中標津空港、西に釧路空港を有する本ルートは、まさに空と、どこまでも続く地平線をつなぐ道。大きな北海道を五感で感じる環境を大切に受け継ぎます。

    地平線をつなぐ道
  • Story5悠久の歴史と開拓ロマンに逢える道

    旧石器時代から縄文・続縄文時代を経て擦文時代に至る重複遺跡 「北斗遺跡」 釧路湿原周辺、釧路川、標津川流域をはじめ、本ルート内には数々の遺跡が点在しています。 また、優れたアイヌ文化は伝承され、「食」「芸術」「祭り」など独特の地域文化を形成しています。 根釧農業試験場旧庁舎を利用した伝成館では、壮絶な開拓の歴史を垣間見ることができます。

    数々の遺跡

私たちの取り組み概要

シーニックバイウェイ北海道とは

シーニックバイウェイ(Scenic Byway)とは、景観を意味するシーン(Scene)の形容詞シーニック(Scenic)と、 わき道を意味するバイウェイ(Byway)を組み合わせた言葉です。

地域と行政が連携し、景観や自然環境に配慮しながら、 地域の魅力を道で繋いで、観光やまちづくり、景観づくり等の活動を行っています。

釧路湿原・阿寒・摩周シーニックバイウェイとは

釧路湿原エリア(釧路市、標茶町、鶴居村)、阿寒湖エリア(釧路市阿寒町)、弟子屈エリア(弟子屈町、標茶町)、中標津エリア(中標津町、別海町)

「神秘的で優れた自然のあり様を五感で感じるダイナミックルート」をテーマに、 4エリア(釧路湿原エリア・阿寒湖エリア・弟子屈エリア・中標津エリア)の地域住民が中心となり、活動を進めています。

東北海道の中央に位置しており、1市4町1村にまたがっています。軸となるルートは釧路空港から中標津空港に至る幹線道路の周辺であり、釧路湿原国立公園や阿寒摩周国立公園をはじめとする自然環境に恵まれた、世界的な観光地を含む地域です。

関係市町村
釧路市、標茶町、弟子屈町、中標津町、鶴居村、別海町
主な幹線道路
国道240号、国道241号、国道243号、国道272号、道道中標津標茶線
エリア
釧路湿原エリア、阿寒湖エリア、弟子屈エリア、中標津エリア
活動に参加する団体(H22.6現在)
摩周湖世界遺産登録実行委員会、弟子屈町商工会、社団法人 摩周湖観光協会、弟子屈町自治会連合会、標茶町虹別市街町内会、中標津町商工会 青年部、社団法人 中標津青年会議所、中標津町商工会 女性部、ボランティアネットワーク・チャレンジ隊、阿寒町花いっぱい運動推進委員会、NPO法人 阿寒観光協会まちづくり推進機構、阿寒湖温泉連合町内会、有限会社 阿寒ネイチャーセンター
活動の様子